突然ですがご報告です。国際協力の仕事で、4月からまたイエメンに2年間住むことになりました。
イエメン共和国はここ!
具体的には、
「在イエメン日本大使館の外部委嘱員として「草の根・人間の安全保障 無償資金協力」に携わる」
となりますが、超言いにくいです。2月6日に日帰りで東京でしたが、それはこれのための面接でした。
イエメン生活は2005年〜2007年の青年海外協力隊以来、3年ぶりです。
前回は母親の病死により、これから活動のまとめに入るという時期に、みんなに迷惑をかけながら緊急帰国して活動が終了しました。それは僕にとってギリギリの親孝行だったから途中帰国に後悔はしていませんが、イエメンにはまだやり残したことがあるとずっと思っていたのです。
国際協力の場で自分を役立たせてみたい。自分が世のため人のため役立つ人間なのかチャレンジしてみたい、というのが高校生の頃からの想いです。一度は青年海外協力隊でその夢が叶った訳ですが、それで貧しい人が豊かになったわけでもなし。
夢には続きがあります。
イエメンは最貧国の一つで、給水、保健衛生、教育等のあらゆる分野で援助が必要で、今回は草の根レベルの支援を直接担当するお仕事になります。
あえてかたい言い回しを使っていますが、イエメンが大好きなのです。素晴らしい経験をさせてもらえるとわかっているので、恩返しとして国際協力の仕事でがんばろうと思うのです。
2012年の帰国後は、秋田を拠点にします。わかる人にわかる書き方をすると、秋田でダイヤモンドになります。
母の墓は秋田にあります。自分も100年後は同じ墓に入っていたいし、ということは涼の拠点は秋田かなと。
札幌へももちろん来ますからヨロシクです。
現在いくつかやっている仕事のうち、サラリーマンとしての涼は卒業し、3月末に退職します。
応募はもの凄くためらいました。ミシェルと離れたくないからです。ミシェルに比べたら、誘拐されて爆殺される可能性など屁のつっぱりにもなりません。
ミシェルは父が預ってくれることになったので、4月からミシェルは秋田の猫になります。
ミシェルにとって現在の賃貸マンションは、安住の地ではないと思っていました。健康で長生きしてくれたらあと15年は生きる。あと15年、この1LDKに住むのはちょっと考えられない。
ということは、いずれ引っ越しするのなら、ミシェルの若いうちが良い。
夢とミシェルの間で揺れる中、父親に電話したら「猫のことは俺がやるから、行って来い」と言ってもらうことができ、応募に踏み切ることができました。
父も猫好きです。ミシェルは一生大切にする家族だし、長い目で見ると、今後引っ越しの心配がない実家へ引っ越すのは良いことだと信じています。・・・でも、ごめんね、ミシェル(ToT) こうやって理屈をこねて無理矢理自分を納得させないと、辛いのです。
今後ですが、4月に秋田の実家へ引っ越しし、準備を整えてイエメンに向かいます。携帯電話は日本のをそのまま持って行くつもりで、番号はそのままです。Eメールアドレスはパソコンの方でお願いします。
mixiやブログは日本にいる時と全く同じようにやりますので、今後ともよろしくお願いします。
ということでご報告まで。
さ、これから忙しくなります。
Ryo Nagai
http://ryo-nagai.blogspot.com/
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