写真をうまくなるには、撮影テクニックの本を10冊読むよりも、「好きだな」って思える写真がたくさん載っている写真集を見る方が、写真は100倍上手くなると思うのです。あとはたくさん撮ること。
超一流の美術商は、弟子を育てるために、超一流の美術品だけを見せるのだそうです。贋作とかイマイチの作品は見せないで、超一流だけを見せる。すると審美眼が磨かれるとのこと。それに近いかな。
で、この写真集は、ブレッソンさんという人が写ってるんじゃなくて、ブレッソンという写真家がパリを撮影した写真集です。
写真は全て白黒、トリミングなし、一切の解説無し。
自分もパリを撮ったので、史上最高の写真家の一人に対しておこがましいとは思いながらも、自分の写真と比べてみようと思ったのです。
す、すごい…。
50年も前の写真ながら、生きています。写真も、写っている人も、生きている。
瞬間を捉える眼
瞬間のフレーミング
アンリ・カルティエ・ブレッソン。「決定的瞬間」という言葉の生みの親でもありす。
学びました。すげぇ。さすが!
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Ryo nagai
http://ryo-nagai.blogspot.com/
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