願い事が叶いそうな写真が撮れました。我が家の裏山。本物の流れ星だと思うんですが、偶然撮れていました。
Nikon D700
+NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
ISO:3200 30.0秒 F2.8 24mm
翼のように見えた雲
Nikon D700
+NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
ISO: 200 1/640秒 F13.0 24mm
السلام عليكم
こんにちは
このカメラ、まだ自分的には試運転中です。手に馴染む。すごく使いやすくて、馴染む。けれどさらに引き出されるべき化け物じみた高性能を知っているので、まだまだだろう、という感じです。色々な設定でちょくちょく撮っています。蜂↓
Nikon D700
+NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
ISO:200 1/2500秒 F3.5 70mm
Nikon D700
+NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
ISO:3200 30.0秒 F2.8 14mm
猫背。
Nikon D700
+NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
ISO: 200 1/60秒 F4.0 36mm
秋田は梅雨入りしたやうです。
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今日のは以後、心の深い部分があり長くもあるのですっ飛ばして下さい。支離滅裂だし。「書く」というのは整理するために良いことだと思うので。
誕生日(6/18)の後すぐに母親の命日(6/20)だったので人生について色々と考える昨今です。
先日まで、といっても3月までですが、イエメンにいました。「草の根・人間の安全保障無償資金協力」という日本政府のODAの仕事のためです。それまで勤めていた会社を辞めてのことなので一大決心でした。会社勤めという働き方に「本当にこのままでいいのか」と疑問を持っていたのと、「このままではよくない」と思っているくせにいつまでもうだつの上がらない自分を鍛え直して独立して生きていける "人間力" を養いたいという想いもあって。
一言でまとめると上のようになるのですが、「会社」という中で心が物凄く疲れていて、本来であれば医師のお世話になるべき状態でした。
人間、やりたいと思うことから外れたことを続けていれば、心が疲れていつか体を壊すと思いました。僕の「やりたいこと」とは、"国際協力に関わる道で自分を役立たせたい"という想いの実現です。それを我慢してストレスを感じたまま仕事を続けていたら、自分か家族のどちらかが、無理がたたっていつか病気になる。サラリーマンならその程度のストレスは当たり前? でも人間としてそれは当たり前か? いや、現実問題食べていく為には四の五の言わず稼がなきゃいけない。いやこのままじゃ精神が先に死ぬ。しかもボーナスは全額カットだったし給料は、今後上がりそうな見込みが無いではないか。いや不平不満はいけない......そういうことをぐるぐるぐるぐる考え続けてしまって、疲れ切っていました。
今ならある程度答えはわかります。仕事というものは本来、それ自体で良い悪いはありません。つまらない仕事があるのではなくて、つまらなく仕事している自分がいるだけです。今あることに感謝して、おかげさまの精神で働いていれば、とりあえずはそれでよかったハズです。イエメン行きを決めたのは、やりたいことにこだわることが悪いことではないと考えたし、ちょっと頑固だけど素朴で純粋な、何をさておきまず家族と友人との時間だぜっていう愛情あるイエメン人と仕事をして、人間としての姿を教わりたいという想いもありました。
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今やっている連続テレビ小説の「おひさま」を父が録画していて、食事中見たりするので一緒に見ることがあります。
「おひさま」は第二次大戦中のお話で舞台は長野県安曇野。見ていたら東京大空襲の事も出てきました。
戦時中の物語を見ると、戦争は絶対やっちゃいけない事だと思いますが、いや、ついこの間まで自分はそういう所に住んでいたではないかと思いました。イエメンはまだ落ち着きそうなその気配もありません。住んでいた所、出張先、通り過ぎた所、プロジェクトの施行現場・・・今は米軍に空爆されるだの銃撃戦が起きるだの自爆テロだのと、まだゴタゴタしています。戦争は、決して「繰り返してはならない過去のあやまち」ではありません。今現在も進行中の悲劇です。第二次大戦は過去の事だけれど、戦争は世界のあちこちで今この瞬間も起きています。自分にとってはイエメンの騒乱は対岸の家事ではなく、自分の友人/知人/同僚が巻き込まれている現実そのものです。
そんな所になんでわざわざ行くの?
と詰問されてしまいました。親しい人に。非難口調なのがショックでした。
そんな所にも、人間が住んでいる。自分と何も変わらない、血の通った普通の人間がいる。そういう所で、人の役に立つ仕事がしたい。それが自分のやりたい仕事だというのが答え。その夢にこだわりたいと思って、 大人こそ自分の夢の為に生きるべきだと思って、 自分では国際協力のプロとして誇りと情熱と使命感を持って精一杯仕事をこなしてきたし、それだけの給料ももらってきたけれど、傍から見ると何にも就かずにフラフラしている親不孝の放蕩息子としか見えないかもしれない。
本当は、ただ僕の身の安全と経済的なことを心配してくれているだけです。親身になってくれているだけです。でも心配させてしまっている自分が悔しくもあり、悲しくもあり、申し訳なくもあります。
でも帰国してきたからには仕方ない。行けないことには仕方ない。任期満了まできちんと勤めた上での帰国なら次の仕事の準備もできて良かったんでしょうが、いきなりの国外退避とは無念でした。治安上の観点から国外退避となっただけなので騒乱が落ち着けばまた同じ仕事で行けるという内定はありますが、とにかく今落ち着かないことには仕方ない。
これまでは誰かの為にと国際協力の分野で仕事をしてきたけれど、ここらで一つ、自分の為、自分の家族の為にと現実と向き合おうと思います。
ということで目下、第一候補を実家のある秋田として、求職中です。秋田には最愛のミシェルがいるし(下写真)。
第二候補は住んだ期間が長かったし大好きな、札幌。
魅力的な仕事であればもちろん他の所でも。
何か一緒にやろうっていう方、拾って下さるっていう方、ぜひ声をおかけ下さいm(_ _)m
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遥か先にあるゴールは見えていますが、それは今じゃなくても良い。写真家としてスタジオ兼ギャラリーのスペースと、イエメンの物産を扱うことで現地の経済貢献につなげるという喫茶店を兼ねた「カフェ オーブ」の出店がそれですが、それは今じゃなくても良い。さらにその先に、やりたいことは一杯一杯ありますが、そういうのは後からで。
まずはきちんと仕事して、目標を達成して、確固とした地盤を作ってからの方が良い。よーし。
このブログ、教え子も見ています。恥ずかし。
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-Ryo Nagai-
△ブログ: http://ryo-nagai.blogspot.com/
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