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السلام عليكم
こんにちは
前回の日記「宮城県石巻市田代島,2012」の続きです。行き方と道中の写真の記録です。
◆船
田代島に行くには船です。石巻市の北上川河口船着き場から毎日何便か出ています。目印は「石ノ森萬画館」で、例の珍妙な形をしたあの建物から河口を見ると日和大橋が見えるので、ひた河口に向かって行くと船着き場が見えます。
左が田代島まで行く船。右の青い屋根の建物が事務所、兼待合所、兼バス停です。
石巻駅からバスが出ているようです。
去年は津波で色々壊れたとかで船着き場が別の埠頭にありました。僕が行った2012年6月現在では元々のこの船着き場に戻っていました。発着は台風とかも影響するので、島の皆さんにとっては生活の足ですが、初旅行の際は運行する「網地島ライン」に電話して確認した方がいいかもです。料金は片道1200円、支払いは出航してから現金で。
田代島に寄港して網地島へというラインなので、田代島へは「仁斗田」港で降ります。1時間弱で着きますが、左手には牡鹿半島が見えて素晴らしい遊覧。
◆田代島の北端、二鬼城崎(にぎしろざき)
よく見ると白い灯台が。この島、地図で見るとひょうたんの形に見えなくもない。形といい、灯台といい、波をちゃぷちゃぷかき分けているではないか。
この後「大泊」港を過ぎて目的地の仁斗田に行きます。
実はこの灯台には一応行きましたが、草ぼうぼうでかなり難儀します。
◆「大泊」港
釣りに来られる人にはこの大泊が良いようで、民宿も営業中です。家はいっぱいありましたが、現在住んでいる家は「3軒くらいじゃないかな」とのこと。船はこっちには寄らずに仁斗田へ向かいました。
◆「仁斗田」港
奥に見える船がフェリーです。
手前の猫はこの辺がナワバリのようで大体この辺にいました。警戒心がちょっと強くて「そいつは触れねな」と言われました。
島の内部の方に入って行くと猫神社、マンガアイランド、自然教育センターとかがあります。簡易郵便局と診療所があって、商店もあるのですがコンビニではないので、お弁当や水とか日用品は自分で持参、ゴミは島内のゴミ箱ではなく持ち帰るのがマナーです。
◆散歩
猫は道を歩いていると勝手に出て来ます。
聞くと、猫が活発になって色々な表情を見せるのはやはり朝夕だそうです。日中は寝ています。日帰りだと日中に来て日中に帰らないといけないのでちょっと残念。
お魚くわえた野良猫を追っかけるには漁師の皆さんが帰島して来る早朝、朝4〜5時台には港にスタンバイしているのがよいようです。
作業しながらポイッとお魚をあげる様子。
お断りして何枚か撮らせてもらいましたが、「6時だともう遅いよ、みんなお腹いっぱい食べてあっち行ったから」だそうです。
こんな所はやっぱり泊まるのがイチバンです。
この島、猫も良いなと思いましたが、植物のエネルギーが強いです。全身に感じる。ほ〜〜と思っていたらそこにも猫が。
◆泊まり
田代島では「民宿ふじや」さんに。夕食、朝食込みで、その辺の海で獲れたもの中心の立派な食事でした。
海も生きる場であるならば、大海原は全て生活圏。本土より広いのかもとは今回感じたことです。
再開した民宿とお休み中の所があるようで、宿探しにはまず石巻観光協会に電話して、開いている民宿やその連絡先を確認し、予約するにも「協会から紹介されて」という流れがスムーズかと。
帰りがけ、Poraloid Gl-10でプリントした写真をプレゼントさせていただきました。左の写真の建物が「民宿ふじや」さん、右の写真は宿の前にいた猫。
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-Ryo Nagai-
△ブログ: http://ryo-nagai.blogspot.com/
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