السلام عليكم
こんにちは
17日から千葉の兄に行く事になりました。東京メトロの駅が近い所です。
義姉が妊娠中なのですが、色々とあって入院中。姪もインフルエンザ。地震で流通関係はご存知の通りというトリプルパンチで大変なようなので、兄家族の家の手伝いに行く事にしました。兄家族っちゅうのは、姪がいる所です。インフルエンザが治ったら、もれなく涼の撮影のモデルになってしまいます。ふふふ。
仕事とは何のためにするかという、色々な理由はあると思いますが、究極の所を突き詰めて一つの理由に絞り込むとするならば、家族のためだと思うのです。別に明日の食い物に困る生活でもなし、ふいに出来た「イエメンへの戻りを待機中」というこの妙な時間、余震も続いていて何かとまだまだ大変な雰囲気ですが、自分の手の届く範囲の手助けとして家族孝行するというのも悪くないと思います。
という訳で、何週間かはわかりませんが千葉の人になります。主夫。家が優先ですがお会いできる人にはお会いしたいし、足せる用事は足しに出かける事もあると思いますのでよろしくです。
と、旅日記。
イエメンから退避するにあたり、飛行機はアラブ首長国連邦のドバイ経由でした。
飛行機の乗り継ぎの待ち時間が12時間以上あって、退避組の人たちとドバイ市内を少し歩いて来ました。
ブルジュ・ハリーファ、高い!828mあるそうです。
ふもとには湖があって、噴水ショーが見られました。30分に1回、3分ほど音楽とライトアップと噴水のショーがあるのです。スカイトレインがあって、すごく便利で安く使えます。スカイトレインは東京ではメトロ、札幌での地下鉄にあたるもので、場所によっては高架になり、場所によっては地下を走ります。ドバイモールは本当すげぇ。
帰りの飛行機では卒業旅行の学生さんと見られる日本人がたくらんいらっしゃいました。すっごい楽しそう。。
可能性の段階とはいえ、戦乱から逃れて来た自分の境遇と比べて、妙な気がしました。
よく「日本人は平和ボケだ」と、それがとても悪い事であるかのような言い方があります。
とんでもない。
戦争なんかにエネルギーを吸い取られる事の方が異常です。
「日本人は平和ボケでダメだ」と言う人は一度戦争を体験してみればいいと思います。戦車が家の近くをうろついた方が良いのか。流れ弾の心配をしながら生活した方が良いのか。地雷のおかげで故郷や家族を失った方が良いのか。イエメンといっても広いので場所によりますが、イエメンでは今この瞬間もそういう状況があります。ミサイルで実家を破壊された過去を持つ知人もいます。
そんな心配をするよりも、思いっ切り平和ボケして、好きな事に全エネルギーを傾けられる事の方が人間として本来の姿だと、卒業旅行生を見て思いました。
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-Ryo Nagai-
△ブログ: http://ryo-nagai.blogspot.com/
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