こんにちは
絶対的貧困
という領域で暮らしている人の所へ行ってきました。
この3日間、旅行に行ってました。イエメンの南西側、イッブとタイズという所で、お仕事です。
前回は初めての現場だったのでイエメン人の同僚と二人でしたが、今回からは一人きりです。モカにも行きました。あちこち行ったのですが、主に行ったのはサバクで、気温は50℃ほど、360度地平線とはいかないにしろ、視界のほとんどが地平線のところです。時期によってはマラリアもあります。ソマリアからの難民もちらほらいました。
その熱さはなんでやねんって太陽にツッコミを入れつつの仕事でした。
とにかく貧しい所なので、優先順位1番ということで水のプロジェクトをやろうと思っています。半径2kmにいくつか村があって、その圏内で唯一の井戸に揚水ポンプと配水管網を設置する計画です。地下の水量は十分との報告がきてるので、もくろみ通り行けば1年弱くらいで、それぞれの村の蛇口で水が出る状態にできそうです。
不謹慎かもしれませんが、やっぱり現場ってのはいい。
どんな仕事でもそうですが、現場に出かけて行くってのは、いい。
大学生参加とかの見学ツアーで、こういう所を見ると、あまりのひどい現状を目の当たりにして、泣き崩れる人もいると聞いたことがあります。
人によってはそういうこともあるだろうな、というくらいの場所でしたが、こういう所に出かけて行って役に立てる仕事がしたいと思って、実際それに取り組むことができて、うんうんがんばってるじゃないの自分、って。
モカでは紅海を撮りました。
イッブは「緑のアラビア」の名に恥じぬ緑を見、タイズでは街頭テレビでパラグアイ戦を見ました。おいおい写真+日記を書いて行きますが、とりあえず主だった写真は上の「最近の写真」スライドショーにアップしましたのでぜひ見てください!
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-Ryo Nagai-
△ブログ: http://ryo-nagai.blogspot.com/
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