こんにちは
モカのロバ君です。
モカはイエメンの西、紅海沿岸の港町です。30日に訪問。アラビア語では「アル・マハー」ですが、「モカ」と発音するとおしゃれな感じがして、紅海沿岸の港町という響きに誘われて訪問。ちょっと時間があったので、ドライバーに頼んで寄ってもらったのです。ひひひ。
ロバ君が運んでいる木は、魚寄せだそうです。これを海に投げ込んでしばらく放っておくと、魚が寄ってきやすくなるので、漁師が獲りやすくなるのだとか。辺りはサバクで、栄えていた港町といっても日本の江戸時代の頃だから、さびれるにも限度があるのではと思われるほどさびれていました。それでも撮らせてくれと頼むと笑顔になってくれるのは、やっぱりいいなあと思います。
紅海というのは、英語でもアラビア語でも「紅い海」という意味で呼びます。これはこの一体の土壌に赤い土が多く含まれるからで、夕陽に染まると真っ赤になるそうです。今回は見れなかったけれども、ちょっと機会を作ってそのうち行きたいな。
出エジプトの時にモーゼが神に祈り、海が割れたというのも、紅海です。ここでは無いですが。ラムセス二世の時代だから、3500年くらい前かな。紅海沿岸には神話クラスの古い話がたくさんあって、この淡いターコイズブルーの海を見ていると不思議に引き込まれて行きます。
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-Ryo Nagai-
△ブログ: http://ryo-nagai.blogspot.com/
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